500キロを突破
先に断っておくと、私は6分~6分30秒/kmで10キロ走れたら満足な初級者ランナーである。
足が幅広すぎてどのランニングシューズもしっくりこず、ルナサンダルを履き始めたのが約1年前。そこから一切ランニングシューズを履いてない。
最近ガーミン(Garmin 245)のログを確認すると、ルナサンダルで走った距離が累計500キロを超えていた。
「500キロ」、熟練ランナーからすれば取るに足らない数字かもしれない(1.2か月で達成するだろう)が、「サンダル」で走ったとなると、話は少し変わってくるのではないだろうか。
約1年前、なんとなく購入したルナサンダルは、今や私の唯一のランニングシューズである。
もはや、クッションの効いた一般的なランニングシューズに戻れない気がする。
最初は足の幅が広くて消去法的に試してみたルナサンダルだが、今となっては足裏のほう―――あの過保護なクッションに包まれた感覚、なぜあんなものを履いていたんだろうという気持ちが大きい。
今ではランニングはもちろん、日常生活の移動さえも、可能な限りルナサンダル。
クッション?そんなのないほうが良くない・・・?
という感じで、いつのまにか完全にハマってしまったのであった。
なぜサンダルで走る?
サンダルで走るなんて足が痛くなるだけだ、と殆どの人は思うかもしれない。
なぜそんな意味不明なことを?と。
確かにそうかもしれない。
いろんな理由をつけて反論できるけど、今となっては、理屈ではなく「楽しい」から続けてるという感じ。どれくらい楽しいかっていうと、雪中でもサンダルで走りたい!って思うくらい。
実際私は、2026年1月、雪がちらつく朝5時半に、サンダルで走っていた―――。
走り始めは足の指先がかじかんで痛い。「しもやけと凍傷の違いって何だろう?」などと馬鹿なことを考えつつ、それでも普通のシューズを履く気は起きないのだった。
(1月 朝5時の川辺は写真以上に暗い。)
一方、夏のルナサンダルはいうまでもなく最高だ。
まず涼しい。構造上蒸れるということがない。裸足にサンダルで走ることができる。
ということは気温が30度を超える中、わざわざ靴下を履かなくていい。それが想像以上に素晴らしい。真夏の靴下はそれだけでストレスだ。
思い立って、適当なTシャツとズボンをはいて、ルナサンダルをつっかければすぐに走れる。
アスファルトではなく、雑草がはえた地面を走るのも楽しい。ルナサンダルはクッション材がはいっていなくて薄いから、地面の感覚が伝わりやすい。
例えば点字ブロックくらいの凹凸でも足裏で感じることができる。
クッションがいっぱい入ったシューズではわからない楽しさだ。
(もちろんランニングシューズにも様々ないいことがある。)
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ルナサンダルの弱点
一応デメリットというか、弱点はある。雨には弱い。
濡れた路面とゴム板の間はグリップするが、足裏とサンダルの間が滑る。
このズレが厄介で、走り始めのころは、雨の日も同じように10キロほど走ったところ、足の皮がめくれてしまった。(※500キロ近く走った今となっては、なぜか大丈夫になった・・・。)
冬の雨の日に長距離を走る場合は必ず靴下を履くこととし、スピードも上げないように心掛けている。
靴下はタビオの五本指靴下「レーシングラン・プロ」。
足裏に滑り止めがあり、適度に分厚くて滑りにくい。
そのためサンダルとの一体感を強制的に作り出してくれる。
現在3足購入し、ローテーションしている。
また、ぬかるんだ地面や、ふかふかなあぜ道も相性が悪い。楽しいことは楽しいが、泥がサンダルと足の間に入ると、なかなか取れなくて不快だ。
フィッティング方法
1年も履けばソールは削れ、走り方の癖も分かるようになる。 フィッティングにも独自の方法ができた。
メーカーの宣伝写真では鼻緒の角度がついていることが多いが、私はできるだけ「まっすぐ」になるように調整している。
まっすぐとは、鼻緒の角度と、指の角度が同じになることを指す。
いろいろなページを見ても、このフィッティングのやり方をしている人はいないので、おそらく推奨の調整の仕方ではないかもしれない。
また注意点として、この調整方法をすると、バックルが足の外側に来すぎる関係で、調整用のひもが邪魔になる。そのため私は、余ったひもは輪っかのようにしてゴムで固定する。
切ればいいのかもしれないが「LUNA」のロゴを切り落とすのは忍びないので、していない。
走り方について
歩幅は狭いほど安定すると感じる。
足は真下におろして、なるべく接地時間を少なくするイメージだ。
ランニングシューズの場合は、シューズのばねを使って跳ぶように走るのも楽しいが、ルナサンダルでそれをやると、足の甲が痛くなる。
なのでスピードを上げるにしても、フォームを崩さないことを最優先にする。
そうなるとルナサンダルでスピードを上げる場合には、意識的には回転数を上げる感じになる。
1年前との比較
今後について
実は、一度のランニングで40キロ以上はまだ走っていない。長距離を走ったときにまた新しい問題が出るのだと思う。そして反省して改善していく作業。これも今から楽しみだ。
最近は、ルナサンダル以外にも様々メーカーから同種のワラーチが販売されている。
ルナサンダルにもいろいろな種類がある。それを試してみるのも楽しいかも。
とにかく、ルナサンダルで走るのは楽しい。 大げさな話じゃなく、毎回なにかしら発見があるから飽きない。 これからも、ボロボロになるまで履き続けると思う。



